東京カメラ部10選 LOWEPRO Hands-On Review

ロープロの「フリップサイドトレックシリーズ」は、アウトドアにも写真撮影にも両方使えるようにデザインされた多機能のカメラバッグだ。普段から山に登って写真を撮るという東京カメラ部10選2014の藤原嘉騎さんは、「フリップサイドトレック BP 450 AW」をアクティブに使いこなしている。

三脚や飲料ボトルなどを収納できる2つのサイドメッシュポケット。ベルトを使えばトレッキングウェアなども固定できる。

「フリップサイドトレック BP 450 AWを初めて手にしたとき想像よりも軽くて小さいなと思いましたが、実際機材をカメラ収納部に入れてみると、ミラーレスのボディ2台と望遠ズームレンズ、広角ズーム、単焦点レンズの3本が収納できました。」

バッグ上部の多目的スペースも容量十分。好きなものを入れられるが、レンズも数本収納することができる。

「また、バッグ上部の自由に使える収納部にもオールドレンズを3本、他にもカメラのバッテリーや山でコーヒーを飲むときのガスバーナーも入れていますし、デバイス用ポケット部分には13インチのMacBook Pro、フィルターやレリーズ、レンズ拭きなども入ります。シンプルなデザインなのに収納性が高く驚きました。1泊2日程度の旅なら十分な収納力だと思います」。

普段山や川などでのアウトドアな撮影が多い藤原さんにとって、バッグを持ったまま安定してボディやレンズの交換ができる機能は重要だ。
「カメラ収納部は身体側に開口部があるので、バッグを地面に降ろさなくても機材の出し入れができます。例えば僕は川に入って撮影することが多いのですが、今までは川辺にカメラバッグを置いて、必要な機材を持って行っていました。でもフリップサイドトレック BP 450 AWは安定感がすごく良いので、川に浸かりながらでも簡単にレンズ交換ができました」。

背面部分には通気を確保するアクティブゾーンサスペンションシステムが採用されており、長時間でも快適に装着できる。

フリップサイドトレック BP 450 AWの背面には通気を確保するアクティブゾーンサスペンションシステムが採用されており、長時間の装着でも快適に使用できるようになっている。バックパックを背負って歩く登山にぴったりの仕様だ。
「背中のクッションは厚くて安定感があり、かつ通気性が良いと感じました。今回の撮影は11月でしたが、これなら夏に使っても全く問題なさそうです。また、1~2時間ずっと歩いても機材の重さを感じませんでした。僕がカメラバッグを選ぶ際に最も重視している点は、長時間歩いても疲れにくい作りになっているかどうか。フリップサイドトレック BP 450 AWは、背中のクッションやショルダーベルトの太さ、柔らかさがちょうど良いと感じました」。

左:バッグ本体には撥水性のある素材を採用し、雨や砂、ホコリから機材を守るためのオールウェザーAWカバーも付属されている。
右:ベルトのウエスト部分にはファスナー付きのポケットがついており、細かい小物を収納することができる。

「撮影機材だけでなく、アウトドア用品やパソコン、小物まで収納しやすいのはありがたいですね。写真教室の生徒さんと山に登る際、その場でRAW現像したいので、パソコンを持っていくことが多いんです。なのでパソコンを入れられるスペースがあると助かります。また、ウエスト部分にはファスナー付きの小さいポケットがあって、携帯や車の鍵を入れています。今まではアクティブな撮影時に小物をなくすことが多かったので、こうして細かい部分まで親切に作られているのはとても良いバッグだなと実感しました。これからも、普段の撮影でも積極的に使っていきたいと思っています」

作品集

藤原 嘉騎 (ふじわら よしき) 東京カメラ部10選2014

プロスノーボーダーとして活躍後、フォトグラファーへ転身。自然光を活かした透明感のある写真を主に、独学で経験を重ねる。東京カメラ部10選2014、National Geographic Editors′ favoriteなど多数受賞。現在は国内に止まらず、海外でもwebや雑誌を中心に活動中。【受賞歴等】東京カメラ部10選 2014、Pashadelic FEBRUARY 2015 PHOTO OF THE MONTH「WINNER」、National Geographic 「Daily Dozen」「Editors' Favorite」複数選出、他【書籍・雑誌・Web掲載等】デジタルカメラマガジン 複数号、イラストでよくわかる カメラとレンズの疑問108、Adobeフォトグラフィプラン インタビュー、Daily Mail (UK)、The New Day(UK)、GEO magazine インタビュー(Germany)、他